やがて君になる
というわけで記念すべき第一回目の作品は仲谷鳰先生の作品
「やがて君になる」でございます。
まあもう百合好きのみなさんならすでにチェック済でしょうが、
それでも紹介というか、私の独断と偏見で鼻息荒くタイピングしませう。
あれは昨年の秋、その頃の私は、閉塞しワンパターンテンプレ化しつつある百合漫画になんだかなあ、というやりきれない思いを抱えたまま悶々と過ごしていたのです。
そんな時ぽちぽち検索していたら、なんか、絶賛されとる。
いや、期待していなかった。正直期待していなかった。
アマゾンのレビュー見たらやけに評価いいけど……。
それでも、どうせなんかちょっとだけ変化球入れてみた学園モノでしょ~?
生徒会、才色兼備、優等生、先輩と後輩、恋愛感情がよくわからない、、、、、
これ進研ゼミで5928回やったことあるーーーー!!
と思うじゃん?普通は。普通の訓練されたソルジャー(百合ファン)は。
はい、死んだ。
今、ここが戦場だったら死んでました~。
“慢心”
それこそが弱者たる所以……っ!圧倒的敗北……っ!
もうなんか読んでほしいの!とにかく!
確かに進研ゼミで5928回やったあの問題とそっくりなのに
全然ちがうの!
すべてに意味がある。無駄な登場人物がひとりもいない。
設定や心情や行動に穴がないというか、まだ3巻だけど。
1巻を読むと、絵はきれいだけどさ、主人公の表情硬いな~、なんかキャラが活きてないっていうか?連載したてだからかな?と思っていました。
3巻を読んで、そう思っていた評論家気取りの自分を川に流したくなりました。
あとはもうとにかく普通に叫びだしたくなるほどニヤつくのでみなさん買いましょう。
もっとちゃんと感想を書こうと思っていましたが脱線しまくったので、
いずれ近いうちに書きなおします……。